2016年、「出勤日と休日」について考えてみた。
2016/01/07

新しい一年の幕開けである。今年は各地で初日の出が見られたようだ。私も何年か振りに美しい初日の出を拝む事が出来、太陽の眩い光から大きなエネルギーを貰った。
やはり区切りとか節目というものは大切だと感じる。12月31日の次が13月1日で延々とendlessに積算されていくとしたら、みんな疲れ果ててしまうだろう。
区切りがあるからこそ心機一転、リフレッシュして、また頑張ろうという気にもなるのだと思う。
医師転職コンシェルジュは1月4日(月)から今年の営業を開始しているが、年始の互礼会や諸々の事柄が少し落ち着いてきた本日、本年最初のコラムをお届けしたい。
今日の話題はズバリ、今年の「出勤日と休日」である。
年末年始休暇中に個人的な付き合いのある医師と会う機会があり(医師によっては年末年始の間も仕事をしている人が少なからず居り、その医師も当直など勤務予定が入っていた)、また別の機会では親戚の集まりで今年社会人となる甥っ子と話をしている中で年間休日数の話題になった事もあり、改めて今年のカレンダーを眺めてみた訳である。
サラリーマン時代は休みが多い事は大歓迎であったが、自分で起業して以降、日本はなんて休みが多い国なんだ(こんなに休みばかりだと売上を作るのが大変な訳だ)と感じていたのだが、改めて数字で確認してみるとやはりと言うか現実を直視した気がする。
まず、今年の「確実な」未来予想図として下記が挙げられる。
1.今年は閏年の為、366日(2月が29日まで)ある
2.春のゴールデンウィーク、秋のシルバーウィークとも飛び石の連休(まとまった連休ではない)
3.祝日が新たに1日増加(8月11日「山の日」)
4.土曜、日曜、祝日が合計で120日(ほぼ1年の3分の1)
5.平日(月~金)営業日は246日
実際には夏休み(お盆休み)や年末年始休暇を幾日かは取るであろうから、実態としての営業日はもっと少なくなる。
2日仕事をしたら1日休みという感じである。
医師の方は土曜日が仕事という人も多くいるし、日曜日に日直や当直をしている先生もいるので、よく言われるように医師の実労働時間(実拘束時間)や時給換算した場合の給与、また、その仕事の内容や責任の重さ(プレッシャー)などから考えると、総じて医師という仕事は大変だなあといつも思う訳である。
医師の勤務形態は人により様々なので画一的な事は言えないが、兎にも角にも世間一般(特に大企業や財界、政府、公共サービスなど)は完全週休2日制や大型連休化を推進しているので、上記の「平均すると2日仕事をしたら1日休み」という人が、この日本には少なからずいるという事は実態としては間違っていないのではないだろうか。
こうしてみると1年はあっという間に過ぎ去っていく。
次から次へとやらなければならない(と思っているが、中にはどうでもよい事も少なくないのでは?・・・)事物が押し寄せてくる。
しかし、本当に大切な事にFocusすれば、思いもよらない大きな成果を挙げる事だってこの1年の間に成し遂げられるはずだ。
弊社も土日祝はカレンダー通りお休みにしているので、(医師からの依頼が無ければ)年間の3分の1は休日である(しかし、それはあまり嬉しい事態ではない)。
依頼があれば喜んで土曜でも日曜でも祝日でも深夜でも早朝でも・・・、日本全国どこへでも馳せ参じる態勢にあるので継続案件の医師の方や新規に転職相談をご依頼いただく医師の方はどうぞ遠慮無く医師転職コンシェルジュのサービスを有効にご活用いただければと思う。
以上、本日は年頭のコラムという事もあり今年一年を、カレンダーという、見ようによっては黒と赤の数字の羅列に過ぎないツールから少し掘り下げて1年366日(閏年)の2016年を見てみた。平和で穏やか、それでいてexcitingな実りの多い一年としたいものである。
2016年という年が皆様方にとってより良い一年となりますようお祈り申し上げます。
本年も医師転職コンシェルジュをどうぞよろしくお願い致します。

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