形成外科・美容外科の最新求人情報 PICK UP

佐久市立国保 浅間総合病院

NEW! 2017/08/26更新

佐久市立国保浅間総合病院(長野県佐久市)形成外科(常勤)

所在地
長野県佐久市
募集科目
常勤形成外科・美容外科
給与
常勤年俸 1,900万円

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佐久市立国保 浅間総合病院

NEW! 2017/08/26更新

佐久市立国保浅間総合病院(長野県佐久市)形成外科(非常勤)

所在地
長野県佐久市
募集科目
非常勤形成外科・美容外科
給与
非常勤時給10,000円

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医療法人愛誠会 つかはらクリニック

2017/04/18更新

医療法人愛誠会 つかはらクリニック(大阪府大阪市天王寺区)形成外科・美容皮膚科・美容外科医師募集(常勤)

所在地
大阪府大阪市天王寺区
募集科目
常勤皮膚科・美容皮膚科, 形成外科・美容外科
給与
常勤年俸 1,200万円

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形成外科・美容外科の医師が抱える悩みとは?
形成外科・美容外科の転職市場を考える。

形成外科は外傷(けが)、顔面骨折、熱傷(やけど)、あざ、腫瘍(できもの)、先天異常、皮膚潰瘍、がんの切除・再建、乳房再建および美容医療、処置後の変形等により顔や手足、乳房など主に体の表面にトラブルを抱える患者の治療を守備範囲としており、患者のQOL向上に大きな役割を果たしている診療科目である。
形成外科を標榜する施設は大学病院や基幹病院クラスなど比較的規模の大きな施設が中心となり絶対数として多くはない為、専門医の取得(或いは独り立ちできるようになる)まではこういった規模、設備、指導体制などが整った施設で一定期間勤務をして修行を積むキャリアパスを歩む医師が多い。
現在の日本の医療システムでは医師免許を持っていれば、どの科目でも標榜して仕事をする事が可能である。しかしながら現実問題としては卒後、一定の研修期間(正規のトレーニングを受ける期間)を経て医師として一人前になっていく。その過程で正規のトレーニングを受けてきた事実の一つの証しとして学会から認定されるのが専門医資格である。

形成外科医になる為に

形成外科の専門医資格は、少なくとも5年間、日本形成外科学会が認める医療研修施設において形成外科に関わる研修を義務付け所定の専門医認定試験に合格した医師が形成外科専門医として認定される。これにより顔を含め頭のてっぺんから足の先まで形成外科医として求められる一定のトレーニングを受けてきた医師であると認定されるものである。

そして、日本美容外科学会(JSAPS)が認定する美容外科専門医は原則として日本形成外科学会認定の形成外科専門医資格を保有する医師により正会員が構成されており、美容外科において一定以上の経験があり、審査をパスした医師が日本美容外科学会専門医として認定されている。

全く同名の2つの「日本美容外科学会」が存在

「日本美容外科学会」という団体は『全く同名の2つの団体が並立』しており、ひとつはJSAPS(Japan Society of Aesthetic Plastic Surgery)、もう一つはJSAS(Japan Society of Aesthetic Surgery)という英語表記の団体となっている。
2つの同名の「日本美容外科学会」が存在する為、どちらも「日本医学会」にも「日本医師会」にも加盟する事が出来ないという現状にある。

形成外科医のキャリアパス

形成外科医のキャリアパスとしては大学や附属病院、関連施設での勤務の他、形成外科を標榜する市中病院での勤務、或いは美容外科、美容皮膚などクリニックを中心とした美容の分野に進んで活躍する医師も多い。

形成外科は比較的新しい専門科目であり元々は皮膚科学教室の中に形成外科診療グループが生まれ、そこから派生して形成外科学教室を独立した講座として設置した大学が多い。
その為、subspecialtyである美容分野の他、皮膚科や耳鼻咽喉科、或いは血管内科、血管外科などとも関連・親和性が高く、体の表面全体をカバーする守備範囲の広い科目であり、
一般に求められる臨床能力を身につけるには長い年月を要する一面を持っている。

形成外科は、専門医制評価・認定機構の基本18診療科の一つであり、 基本診療科専門医を経て、更にsubspecialty へ向かう事が可能である。
日本形成外科学会の会員となっている形成外科医の総数は約4,400名。
そのうち形成外科専門医研修プログラムを経て専門医試験にパスした形成外科専門医は2,191名(2013年6月現在)となっている。

形成外科医の悩み相談の事例

今の病院では形成外科の常勤医が自分一人だけで回ってくる業務が多い。医局に部下の派遣を依頼しているが医局員も少ないため増員は期待できない。

形成外科医だが美容分野に興味があり美容クリニックへの転職を検討している。この種の求人募集の案件も少なくない。

時間外勤務が多く体力的にも精神的にもしんどい。

出産、育児、家事、介護など家庭と仕事を無理なく両立できるような勤務体系を取れる施設、できれば自宅から1時間以内のクリニックに移りたい。

勤務体制に融通性があり、院内保育施設などが整っている施設で女性医師が活躍している病院が希望。

親が高齢になり介護が必要になってきた。その為、実家のある出身地へUターン転職を検討し始めている。

形成外科の医局にいるが、将来を見据え美容形成、美容外科分野に興味を持っている。

研修医です。美容外科専門医の資格取得を目指しており、後期研修で症例数が多く専門医取得をバックアップしてくれる施設を紹介して欲しい。

育児が一段落したので仕事に復帰したいが、あまりハードでなく外来中心で手術の無い美容皮膚クリニックを探してほしい。

忙しすぎて休みが取れないので医局を辞めてもう少しゆったり勤務できるところを探したい。

今の病院では居残りが毎日あり、家族との時間が持てない。

当直は厭わないが、今の病院は全科当直で緊張を強いられる。形成外科診療に特化したいので転職を検討している。

海外で研究を続けてきたが家族の事情で帰国して臨床に戻る必要が生じたので転職先候補の病院を探してほしい。

形成外科医だが乳房再建をした患者とのトラブルから体調を崩してしまい、精神的にも参ってしまった。もう医者を辞めようかとも思っている。医者を続けるにしても少し仕事のペースを落とす必要性を感じている。こんな私を受け入れてくれる病院はあるだろうか?

自分を必要としてくれる医療機関でひとりひとりの患者さんと向き合える医者になりたい。

夫の転勤が決まった為、私も今の病院を辞めて一緒に行く予定。転居先から1時間以内くらいで通える病院を探してほしい。

私は形成外科医、夫は耳鼻咽喉科医で将来一緒に開業したいと思っている。クリニックで開業ノウハウを学びたい。

地域密着の病院で患者さんの役に立ちたい。

医局人事で数年おきにあちこちの病院に行かされる事に疲れた。自宅から通える病院に転職して腰を据えて患者と向き合える環境に身を置きたい。

子育ての為、非常勤で週1~2日程度、スキルを活かせるバイトを中心に勤務したい。

こういった悩みに対して、
常勤での転職の検討も含め、子育てや家族の転勤に伴って常勤をやめて非常勤アルバイトを探している医師、研究から臨床に戻る事を検討している医師、また、常勤に加えバイトでの年収、収入アップとスキルの向上を望む医師など様々であるが、形成外科、美容外科の医師ひとりひとりの悩みに寄り添いたい。

また、若い形成外科医にとってはキャリアパスを考える上で「学位」も一つの悩みであろう。市中病院や臨床の現場ではさほど重要視される訳ではないが、大学でポジションを得たい場合は依然として学位が求められる傾向が見られる為、大学院に行かざるを得ないというのが実態であろうか。大学院に行っている間は収入を得る為のバイトも考える必要があるかもしれない。誰が言ったのか医者の学位(博士号)は「足の裏の米粒」のようなものだと、即ち「取っても食えないが取らないと気持ち悪い・・・。」言い得て妙である。

医療機関が求める形成外科・美容外科の医師に対してのニーズと形成外科・美容外科の転職市場

形成外科の医師求人傾向としては、形成外科を標榜する施設が大学病院や関連病院、基幹病院クラスなどの比較的大きな施設に限られている事もあり、人員的にもポスト的にも「形成外科医」募集の求人は決して多くは無いのが実情である。
他方で、例えば乳がん患者の増加に伴い、乳腺外科での外科的手術後の患者QOL向上の為、きれいな乳房再建術を行える形成外科医の社会的ニーズの高まりから、乳房再建に力を入れる施設も増えてきており、いずれにしても多くの症例経験を積み、しっかりと腕を磨いておく事は形成外科医としての将来を確たるものとする一番の道であろう。
形成外科医の一般的な勤務先としては、一般病院の「形成外科」と美容系クリニックの「美容皮膚、美容形成、美容外科」や「下肢静脈瘤クリニック」などに大別される。

他の外科系科目や内科などと比較すると求人の募集案件の絶対数は少ない

比較的に求人の絶対数は常勤医もアルバイトも他の科目に比べて少なく、オペを希望する場合は、ある程度の規模、設備、スタッフが揃った「形成外科を標榜」する病院が中心となる。
下肢静脈瘤クリニックなどで「オペ必須」の形成外科医を求める求人も見られるが、切開を行わない「日帰りのレーザー手術」のみといったものが多い。
また、中には外科系スキルを活かして(シャント作成など)、今後もニーズの拡大が予想される人工透析分野に転向する形成外科医も存在する。

一方、一般病院の「形成外科」以外では、美容系(美容皮膚・美容形成・美容外科クリニック)が人気の職場となっており、若手形成外科医、皮膚科医、美容外科医を中心に入職を希望する医師も多い。美容系クリニックは所謂「自由診療」で土日や夕方などの来院患者が多い為、それらの時間帯に勤務可能な医師を優先的に採用する傾向がある。
大都市部の駅前などアクセスの良いビル内に複数院を展開する医療法人グループが多いのが特徴である。
「保険診療」の一般病院とは診療内容も勤務時間帯(10時~19時等)、勤務曜日(土日出勤、平日休み等)も異なり、接客・接遇的な要素も強く求められる。
有名・人気施設の医師求人には複数医師から応募があり求人側による選考となる事も珍しくなく、所謂「買い手市場」の状況となっている。
メスを使う美容外科では特に即戦力医師を求める傾向が強い。
条件の良い案件は定着率が高く、空きが出ても直ぐに充足してしまう傾向がある為、良い案件を見つけたら即行動が吉かもしれない。また、美容分野は女性医師に人気であり、定期非常勤市場の充足率は比較的高く、条件の良い募集案件はすぐに充足してしまう傾向が強い。

なお、形成外科医および美容外科医の必要医師数と現員医師数は下記の通りで、形成外科・美容外科ともに病院勤務医は統計上、ほぼバランスしているか施設によっては若干の医師不足といった状況が見てとれる。
また、美容外科医の非常勤ニーズに不足感は見られないが、これは統計上「美容外科を標榜する病院のみ」の数字となっており、非常勤の美容外科医の主たる求人元と考えられる美容外科クリニックの数字が含まれていない事情も考慮する必要があろう。

形成外科

[厚労省による直近の調査結果(H22年6月)を基にRAY Cruise Inc.が作成]
調査対象:全国全ての病院及び分娩取扱い診療所 計10,262施設(回収率84.8%)
※ 非常勤は、週当たり延べ勤務時間数を40時間で除して常勤換算した人数。



美容外科

[厚労省による直近の調査結果(H22年6月)を基にRAY Cruise Inc.が作成]
調査対象:全国全ての病院及び分娩取扱い診療所 計10,262施設(回収率84.8%)
※ 非常勤は、週当たり延べ勤務時間数を40時間で除して常勤換算した人数。



選考のポイントとして医療機関が見る所

職務経歴を書類上で確認

どこの病院にどのくらいの期間勤務して医師としてどのような事を経験してきたか?
→短期間での離職が多いと医療機関側も警戒し不利に作用する事も。

何ができるか?
→病院側としては医師を求める理由がある為、来てもらってどんな仕事を任せられる医師かを見る。

専門医資格の有無
→それぞれの診療領域における適切な教育を受けて、十分な知識・経験を持ち、患者から信頼される標準的な医療を提供できる医師かどうかの確認。得意分野の確認や目指している方向性を確認。

手術に携わりたいか否か

得意分野や経験症例数

医師と病院のニーズの相互確認

形成外科医としてどのような働き方を求めているのか、
医療機関側のニーズはどうなのかといった観点も含め、よく確認する必要がある。

人柄確認

まず例外無くほとんどの医療機関では人柄も見る。
(とは言え、ある意味で常識人を求めている訳で特段の人格者である必要は無い。)
腕は一流、知識も豊富、そして人並みのコミュニケーションが図れる医師であれば文句なし。手技や知識が豊富でも他のスタッフとうまくやってくれない医師は残念ながら病院も持て余してしまうのが実情である。
特に美容系ではコミュニケーション能力、接客・接遇的な要素も重視される。

形成外科医・美容外科医の年収・給与・バイトの相場

ご承知の通り、給与は同じ病院で科目によって違うというケースは殆ど無い。
経験年数と役職で給与テーブルによって半ば自動的に決まる訳である。
あとは時間外手当や当直回数によって多少違いがある程度である。
但し、勤務する病院によって病院ごとに大きく異なるのは事実である。
あまりに高い給与を提示される場合は注意が必要である。
何がその背景にあるのかを冷静に判断せねばならない。

形成外科の年収相場を見てみると(もちろん地域や病院によって差はあるが)、
病院勤務の形成外科医では、常識的なところで主な募集対象となる医籍登録後経験5年~40年くらいまでの医師で1,000万円~2,000万円辺り、これに当直手当が別途支給される。
美容皮膚科では1,000万円~1,500万円、美容外科で1,500万円~2,000万円以上が一般的な相場となっている。
専門クリニックの院長募集案件(下肢静脈瘤クリニックなど)では年収2,000万円~3,000万円といったものも見られる。
期待される役職・ポジションや専門医資格、経験やスキル、インセンティブにより多少変動するものの、法人規定の給与テーブルや他の常勤医師とのバランスを考慮する必要があり経験年数によってある程度は自動的に決定される。
また、形成外科医が不足するエリアで形成外科標榜病院において急な欠員が出たり、緊急度が高い場合など、高額の年収を提示する場合も散見されるが、それ相応の理由があるので納得できる場合は検討対象に入れても良いかもしれない。

形成外科医・美容外科医の求人案件の例として、
大阪府の総合病院(300床規模)で、乳房再建症例が比較的多い施設にて「形成外科医」を募集する案件。
常勤で年収1,000万円~(経験年数やスキル等考慮し面接後に年収を提示)。
主な業務内容は外来と手術となっている。当直・オンコールは無しの条件。

また、東京の下肢静脈瘤クリニックの院長募集案件では、
10時~19時の勤務で午前外来(患者数20~30名)、午後手術(5件程度)。
求めるスキルとしてオペ必須となっている。但し切開は無く、オペは日帰りのレーザー手術のみとなっている。クリニックにつき当直やオンコールも無い。
年収は2,000万円~3,000万円程度での院長募集となっている。

続いて、美容系では首都圏エリアの新規開業の美容皮膚科クリニックが管理医師(院長)を募集する案件で皮膚科医、形成外科医、美容外科医が求人対象。
美容皮膚の経験不問で、週4日勤務で年収1,220万円程度、週5日勤務で1,470万円程度となっている。勤務時間は10時~19時。
レーザートーニング(肝斑治療)に関わる診断及び処方を行う美容皮膚科で、外来診療(問診、施術の指示など)と管理医師としての業務が主体。レーザートーニングの施術は医師が行う施設や看護師が行う施設など様々であるが、ここでは看護師が行っているようである。

形成外科・美容外科の実際の業務内容やチェックポイント

形成外科においても大学や関連病院勤務医の業務負担は増している。また女性医師の増加もあり結婚、出産などを機にライフスタイルの変化から従来通りの働き方が困難になる医師も増えている。このような状況を反映してか、外来勤務のみ、当直や時間外勤務無しという勤務形態を望む医師が男女を問わずに増加している。
一般急性期病院の形成外科では、外来、手術が業務の中心となる事が多いが、形成外科医を求める医師求人の中で中心を占める美容分野では、クリニックごとに美容皮膚、美容外科など特徴が様々であり、業務内容も異なるので確認が必要である。

美容系クリニック、特に美容外科においては、比較的短期間で即戦力となり得る形成外科医は選考において有利なようである。
経験の浅い形成外科医にとって、美容皮膚科クリニックでは診療内容によって美容皮膚の経験不問という案件も散見される為、形成外科医からの転向、転科も可能性が広がる。
手技としては、ケミカルピーリング、各種レーザー、小手術などのスキルが求められ、自由診療を行っている施設も多い為、コミュニケーション力やカウンセリング能力も求められるケースが多い。また、転科を希望する未経験の医師に対する教育環境が整っているクリニックも存在するので未経験で転科希望の医師はそういった施設を探すと良いだろう。

また、外科的手技の経験や強みを活かせる分野として、医師求人ニーズが増えている人工透析(シャント作成を活かせる)や在宅医療(訪問診療)分野へ転向する形成外科医もおり、医師不足と高齢化により活躍の場は従来の形成外科や美容分野の枠を超えて広がっている。

形成外科に向いているタイプや形成外科医の将来性

形成外科医のキャリアパスは卒後3年目の後期研修から4年間の研修を経て形成外科専門医取得を目指すのが一般的であるが、必要な経験や症例数を積むためには一つの施設だけでは難しい為、通常2~3箇所の施設で勤務して研修を行う事が多いようである。

専門医取得後の一般的な進路としては下記の通り。

研究に没頭する(或いは臨床と並行しながら)。
大学の形成外科学教室や基礎医学教室、専門の研究機関などでの基礎研究等。
自分の時間は比較的コントロールしやすい。

Subspecialtyを究める。
先天異常、外傷、再建、腫瘍、美容外科などのsubspecialtyを決定し、主に大学病院や関連施設に所属して、臨床研究を続けながら診療にあたる。
後進の育成に携わる事も多く、かなり忙しい日常ながらも刺激的な毎日を送る。

市中病院やクリニックなどで地域医療に従事する。
自身のこれまでの経験を活かし、希望に沿った診療やライフスタイルを志向できる。
プライベートの時間を確保しやすい。

ある形成外科医・美容外科医の言葉を借りると、美容医療はサービス業である。しかしながら、やらずに済む手術はできるだけ行わない。美容外科手術は宣伝をして患者に勧めてまで行うものではない。性格的に手術に向いていない人には手術を勧めない。といったものがある。美容分野は自由診療で高い費用を支払う患者からの要求レベルが高く、患者の考える結果レベルと医師が考える治療結果(美容外科は魔法ではない)にギャップが生じ、トラブルになる事も散見される。そういった面を反映しての上記の言葉なのであろう。


ここで少し、外科学における形成外科の歴史を見てみよう。

1958年11月に第1回日本形成外科学会総会が開催され、その後1960年1月に東京大学病院に形成外科診療科が設立されている。
日本においては、ようやく半世紀を経過したばかりの比較的新しい外科学分野といえる。

一方、世界的に見ると、形成外科の歴史は古く、紀元前6~7世紀のインドで鼻削ぎの刑を受けた人に対する造鼻術(インド法)やルネッサンス時代のイタリアで、梅毒による鼻欠損に対する造鼻術(イタリア法)が報告されている。近代に入ると第一次世界大戦時に近代兵器による顔面外傷、骨折、広範囲の組織欠損など、多くの戦傷者が発生し、形成外科手術が著しく発展し、形成外科plastic surgery として独立したと言われている。

次に、形成外科医に求められる資質を考えてみると、手先が器用かどうかを気にする人もいるかも知れないが、日本形成外科学会のHPには、「お箸を使って食事ができる人なら誰でも大丈夫です。形成外科診療において手先が器用である事が有利に働く事はありますが、そうでないとダメという事は全くありません。」という記載があるのでその点はあまり心配する必要はないかもしれない。
また、形成外科の一番の醍醐味としては、他の多くの外科系科目では、“病巣部を切り取る事”が主たる目的となるのに対して、形成外科では“欠損した部位を再建する事”を目指す creative surgery: 創造する外科学であるという点が特筆できよう。
しかも、再建部位が身体表面の見えるところにあり、その結果の善し悪しが、医師にも患者にもはっきりとすぐ分かるところが醍醐味でもあり、恐いところでもある。
この点からも形成外科は患者のQOL に直結し大きな影響を及ぼす診療分野である。

例えば、形成外科の対象分野である再建外科をとってみても、全く同じ欠損は二つとしてなく、その患者に適した再建法をいくつか考えて最適なものを選択する、いわゆるオーダーメイド的な治療が求められる。ひとつの目的に対して複数のアプローチがある為、定型的な治療法が少ない事が特徴であり、診療する上での醍醐味とも言える。
がん関連では頭頸部や乳房の再建症例や、小児病院では唇裂・口蓋裂などの先天奇形症例が、救急センターのような施設では外傷や熱傷の症例が多い。

形成外科で一定のスキルを身につけた医師は、形成外科分野は勿論の事、美容外科、美容皮膚、下肢静脈瘤クリニックなど市中の一般病院やクリニックにおいて他科の医師と選考過程で競合しても外科的手技を持っていると比較有利の立場にあり、また、転向・転科の場合でも医師求人ニーズの高い人工透析や在宅医療など活躍の場は広がっている。

美容分野ではサービス業的な接遇やコミュニケーションスキルを求められる事も多く、そういった事が苦にならない医師や女性医師には働きやすい環境を手に入れやすい科目とも言える。
患者の医療に対する知識レベルや要求も上がってきており、それに伴って医療機関が求める医師像でも、今後はやはり形成外科専門医や美容外科専門医に代表されるようなしっかりとした研修を受け、研鑽を積んだ医師が採用面接の場では有利な状況となっていくであろう。

形成外科・美容外科の転職先候補の医療機関のチェック項目アドバイス

形成外科医、美容外科医としてどういった将来を希望しているのか、キャリア観や進みたい方向性に悩んでいる医師に対しては様々な可能性を提示して一緒に寄り添いサポートしていきたい。

転職先候補の医療機関を見る際には下記項目も合わせてチェックされたし。

外科手術を中心とした一般形成外科を志向するのか、それとも美容主体に進むのか、美容の場合は美容皮膚なのか、それともメスを使う美容外科なのか・・・、この辺りの方向性を先ずはよく検討する事が必要である。それによって、将来どのような医師としてやっていくのかベクトルが定まり候補先の施設や日々の生活も大きく異なってくる。

転職前にココをチェック

形成外科常勤医師の専門領域、年齢構成、人数

手術(皮膚がん等)の有無、件数

手術に携わる形成外科医の人数、得意分野について

手術体制(日帰り手術の有無等も含め)

麻酔の体制

検査や医療設備(手術機器等)について

レーザーなど主要な症例数とヒアルロン酸、ボトックス注射等の平均数

経営母体について(エステサロン等、医療以外の事業者との関わり等)

転科医師の受け入れ態勢

基幹病院、総合病院等での勤務の場合

主な症例数や手術件数について

設備や検査体制について

指導医の方針や教育制度について

研修プログラムがしっかり策定されているかどうか

同僚となる医師(常勤医)の専門領域、年齢、卒年、卒業大学について

大学医局からの医師派遣状況はどうなっているか

担当業務の内容(外来コマ数、受持ち患者数、手術数など)

当直の有無(全科当直か否か等)、オンコール、休日の体制について

他科との連携体制について

日本形成外科学会専門医研修認定施設かどうか(形成外科専門医を目指す医師)

募集の背景(増員、強化、欠員、新規開院に伴う管理医師・院長募集など)について

大規模(あるいは有名・人気)病院ほど待遇、条件は厳しい傾向にある。
(医師の需給バランスと経験を積めるといった修行的要素、何物にも代え難い貴重な人脈形成の意味合いもある。)
郊外へ行けば大規模病院と比較すると提示される年収は高めの傾向が見られるが、常勤眼科医がゼロで一人医長での募集であったり、設備、スタッフの充実度などでやりたい事が制限される事もある為、確認が必要。
当直回数の相談や当直無し(あるいは当直免除)の条件も柔軟に相談に応じてくれる医療機関も多い。

クリニックの場合

診療方針について(診療内容の確認。美容皮膚主体のクリニック、メスを使う美容外科クリニック、下肢静脈瘤専門クリニックetc.)

経営母体の確認

管理医師になる必要があるか否か

院長や他の常勤医がいれば各々の専門科や得意分野、年齢、卒年、卒業大学など

勤務時間(始業時間、終業時間)、勤務曜日(土日など)

医療機器について

レーザー治療の種類(QスイッチYAGレーザー、アレキサンドライトレーザー、CO2レーザー、ルビー、フラクセルなど)、ピーリング等について

ヒアルロン酸やボトックス注射などについて

外来コマ数や患者数、患者層の確認

外来看護師の体制について

手術(皮膚がん等)の有無(あれば手術症例と件数などについて)

麻酔の体制

診療、検査の状況について

後方支援病院について

美容系クリニックは朝ゆっくり(10時とか11時~)、夜遅め(産業含め21時頃まで等)の勤務体系のクリニックが多くなっているが、クリニックの特徴によって、皮膚科一般をカバーしているクリニックなのか、美容皮膚を主体としたクリニックなのか、美容外科メインのクリニックなのか、下肢静脈瘤を専門とするクリニックなのか、形成外科医を募集対象とするクリニックと言ってもその中身は様々であるので自分の希望する診療内容や求人の募集条件と照らし合わせてよく確認する事が必要である。

形成外科・美容外科の最新求人情報 PICK UP

佐久市立国保 浅間総合病院

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佐久市立国保浅間総合病院(長野県佐久市)形成外科(常勤)

所在地
長野県佐久市
募集科目
常勤形成外科・美容外科
給与
常勤年俸 1,900万円

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佐久市立国保 浅間総合病院

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佐久市立国保浅間総合病院(長野県佐久市)形成外科(非常勤)

所在地
長野県佐久市
募集科目
非常勤形成外科・美容外科
給与
非常勤時給10,000円

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医療法人愛誠会 つかはらクリニック

2017/04/18更新

医療法人愛誠会 つかはらクリニック(大阪府大阪市天王寺区)形成外科・美容皮膚科・美容外科医師募集(常勤)

所在地
大阪府大阪市天王寺区
募集科目
常勤皮膚科・美容皮膚科, 形成外科・美容外科
給与
常勤年俸 1,200万円

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