皮膚科医の年収は他の科目に比べると多いのか?全体の傾向を元に分析

2016/08/24

皮膚科医の年収は他の科目に比べると多いのか?全体の傾向を元に分析

研修医時代の年収は、
サラリーマンよりも劣っていることが大半です。

30代を超えて、
医師の給与は大幅に上げると思われがちですが、
診療科によって変わってきます。

今回は皮膚科医の年収の現状について、
お話していきます。

 

皮膚科医としての年収は適正でしょうか?

皮膚科医の数は、全国的にも数が足りていない状態で
常に求められている状態です。

年収も満足すれば良いのですが、
そう上手くもいきません。

厚生労働省が発表した
全国の皮膚科医の年収は、1000万円前後と言われています。

他の診療科に比べると低い傾向にあるのですが、
その理由は皮膚科医ならではの理由がありました。

 

皮膚科医における女医の割合は4割

ここ十年間で女医の数は、約2倍にまで増え
医学生の3分の1は女性と言われています。

女性医師が多く活躍する
内科、小児科、眼科に引き続き、皮膚科があります。

女性は、結婚や出産を機に退職、休職をしなければいけません。

このことが皮膚科医全体の平均値に影響しており、
他の診療科に比べて低い原因となっているようです。

また休職後に復職しても、
以前のようにフルで勤務できるわけではないので、
パートとして復帰となると、働く時間も減り、
給与も減少するということもあります。

 

開業医の年収は、2000万円以上が常識?

勤務医であれば1000万円前後の年収ですが、
開業医になると平均は2600万円にもなります。

最近は、開業ブームもあり
皮膚科の数は増え続けています。

その中でも皮膚科の病院が開業する割合が
多い傾向にあります。

皮膚科は他の診療科に比べて、
メリットが多いということが挙げられます。

 

開業医のメリット

普通の診療科は、保険診療ばかりですが
皮膚科は美容整形などを行うことにより、
自由診療を扱うことができます。

自由診療の料金は高額なので、
経営的には有利に働くということです。

次に命と関わったり、手術時間が長時間に及ばないということで、
精神的な負担も軽いということがあります。

また美を追求する仕事になるので、
自身もまた美しくなれるという女性の理想が叶えられている点もあります。

 

開業医のデメリット

開業するとなると莫大な資金が必要となります。
最低でも数千万円以上は、覚悟しないといけないので
経営が軌道に乗るまでは安心することができません。

また皮膚科医としての腕だけでなく、
経営者としての資質も問われます。

ただでさえ開業医の数が増えて、
競合他社がひしめき合っている状態なので、なおさらです。

 

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医師はほんの一部です。

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著者:医師転職コンシェルジュライター


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